【初心者必見】投資をはじめる人に知ってほしいこと

私が投資をはじめる時に悩んだこと、失敗して得た教訓のすべてを記事にしました。この記事を最後まで読んでいただければ安心して投資をはじめることができます
- 人生に投資が必要な理由
- 投資の仕組み
- 無理なく投資を続ける方法
私のように初手を間違えない為に必要な知識を授けます
投資をはじめる前に決めてほしい3つのこと
投資は自分の大切なお金を投じて、将来的な利益を目指す行為です
損をしない為に投資を行う【1.目的】【2.手段】【3.投資のマイルール】を明確にして取り組む必要があります。以下の3ステップで確認しましょう
ステップ1:目的を決めよう
なぜ投資でお金を増やしたいのか
失敗①:不安定な流行りの投資商品を買ってしまう→売り時が分からず損をする
失敗②:お金がいるときに投資資金を取り崩して使ってしまう
「なんとなく投資」は危険です。老後資金や住宅資金、マイカー、人に寄っては年1回海外旅行に行きながら10年後に1000万円等さまざまな夢があるかと思いますが、それらを叶えるためには「なんのために、いつまでに、どれだけの資産が必要」なのか明確にする必要があります。
「例えば・・・ぽっぷ係長の老後資金の場合」

※生活費設定、現役時代の年収から算出する厚生年金額など試算条件により結果は異なります
具体にすることで、今後30年間の投資目的を設定できました。ChatGPT(チャットジーピーティー)など無料で使用出来るAIで簡単に試算することが出来るので確認してみてください
あなたの夢の値段はいくらでしたでしょうか。把握出来たら次のステップに進んでください
ステップ2:手段を決めよう①「投資の種類」
投資の種類を知ろう
「流行っているから」「友人が勧めてくれたから」で投資先を決めるのは危険です。前のステップでは目的が明確になりました。このステップでは自分に合った目的を達成する手段(投資商品)を選択します。投資にはさまざまな種類があり、それぞれリスクやリターンの特性が異なります。メリット・デメリットと合わせて確認してみてください
※専門用語も多く出てきますので、一旦「こういうものがあるんだ」程度で読み進めてください
01.株式投資
企業が発行する株を購入し、株価の値上がりや配当金を得ることで利益を狙う方法です。成長性の高い企業に投資することで大きなリターンが期待できますが、その分リスクも高くなります
メリット
・成長企業の株を持つことで、大きな値上がり益(キャピタルゲイン)を狙える
・配当金(インカムゲイン)を受け取れる企業もあり、長期保有で資産を増やせる
・株主優待がある企業もあり、お得な特典を受けられることも
デメリット
・株価の変動が大きく、短期間で大きな損失を出す可能性がある
・企業の業績や経済情勢に大きく左右され、初心者には判断が難しい
・短期売買を繰り返すと、手数料や税金がかかり、利益を圧迫する
02.投資信託(初心者にオススメ)
投資信託は、プロのファンドマネージャーが運用する投資商品にお金を預け、分散投資をする方法です。初心者向けの投資方法として人気があり、積立NISAやiDeCoなどの制度を活用することで、税制優遇を受けながら資産を増やせます
メリット
・少額から始められるため、初心者でも無理なく投資が可能
・自動で分散投資ができ、リスクを抑えながら運用できる
・運用をプロに任せられるため、専門知識がなくても始めやすい
デメリット
・運用手数料がかかり、長期的にはコストが利益を圧迫することも
・市場全体の影響を受けやすく、個別の株式投資に比べてリターンが抑えられる傾向にある
・ファンドによって運用方針が異なり、選定に時間がかかることも
03.債券
債券は、国や企業が発行する債券(借入証書)を購入し、利息を受け取ることで利益を得る方法です。株式よりも値動きが少なく、安定したリターンを期待できます
メリット
・比較的リスクが低く、元本の安全性が高い
・毎年決まった利息を受け取れるため、安定した収益を得られる
・インフレや景気変動に強い債券もあり、ポートフォリオの分散に適している
デメリット
・株式投資と比べてリターンが低く、大きな資産形成には時間がかかる
・途中で売却すると、価格変動によって損失が発生する可能性がある
・国債などの低リスク債券は、インフレに対する耐性が低い
04.不動産投資
不動産投資は、マンションやアパートを購入し、家賃収入を得る方法です。長期的な資産形成に適しており、安定したキャッシュフローを得ることができます
メリット
・資産として残り、家賃収入が定期的に得られる
・住宅ローンを活用すれば、少ない自己資金で投資が可能
・物件の価値が上がれば、売却時に大きな利益を得ることができる
デメリット
・初期投資額が大きく、管理や修繕費用が発生する
・空室リスクや家賃下落リスクがあり、収益が不安定になる可能性がある

私がインデックス投資をオススメする理由
投資信託はインデックス/アクティブ/バランスの3つに区分されます。それぞれ特徴がありますが、その中でも特にインデックス型を私はオススメしています
インデックス型の特徴は「市場全体を買う」という考え方にあります。商品価値が経済市場と連動するように設計されており、経済成長=商品価値の上昇という仕組みのためその恩恵を受けることができます。また投資のプロに支払う手数料も非常に安価なことも魅力です
ステップ2:手段を決めよう②「投資の選び方」
目的達成に必要な手段を見極めよう
失敗①:他人が勧める投資商品に手を出して、不必要なリスクを負う
失敗②:自分で決めていないと言い訳をして勉強、情報収集を怠る(しない)
「投資の種類」は多岐にわたりますが、現時点ですべてを理解する必要はありません。
初心者が投資をはじめる上で知っておくべきものはそこまで多くありません。このステップでは私がオススメする「インデックス型投資信託」に着目し、ステップ1で設定した目的達成までの道のりを解説します
~おさらい~
投資目的:これからの30年間で65歳からの20年で不足する3,540万円を確保する
達成手段:インデックス型投資信託の運用(平均利回り6%想定)
こちらは金融庁つみたてシュミレーターを利用しています

このグラフが示すように「毎月35,241円」を積み立て運用することで老後資金3,540万円を確保することが出来ると分かりました。これはシュミレーションのため、成果を確約するものではありませんが、世界で一番人気の金融商品と言っても過言ではない「全世界株式・オールカントリー」通称、オルカンの過去30年間の平均利回りが7%前後のことを考える、再現性は高いと思います
ステップ3:投資を続けるためのルール決めよう
投資を続ける仕組み作りが必要
失敗:無理な投資資金作りで、生活が苦しくなり投資が続かない
投資は「続けること」が成功のカギです。日々の値動きに一喜一憂したり、急な出費で投資資金を切り崩し(投資商品を売る、現金化)すると、ステップ1、2で決めた計画通りにはいきません。大事なのは感情に左右されず、ストレスなく投資を続ける仕組みを作ることです。このステップでは私の「投資を続けるためのマイルール」ご紹介しながら投資を続ける方法を解説します。
わたしが実践する投資を続けるためのマイルール
①生活防衛資金は確保しておく
急な病気や出費が発生した際に、投資資金を取り崩さないため生活防衛資金を確保しています。具体的には家族3人の生活費の6か月分を現金で保有しています。※目安は3~6か月程度 この現金は投資を行う上で大事なメンタルを安定させる役割もあります
②自動積立設定を活用する
私は 証券会社の「自動積立設定」 を活用しています。毎月決まった日に、自動で投資信託を購入する設定にしているので買い忘れもなく、便利なのと自分の操作でお金移していないので投資を過度に意識しすぎないことにも役立っています。クレジットを活用したポイ活もお得なのでまた紹介します
③投資成績をチェックしすぎない
これが一番大事で、難しいのですが「毎日チェックしない!」これです。先ほど設定した投資目的で言えば、30年後に目標額に達していれば問題ないので今日の資産額なんか関係なし、どうでもいいはずです。なのに見てしまう…
見たときに下がっていれば「もう売ったほうがいいか!?」予想以上に増えていれば「ちょっと使ってもいけるか…」これが本当に良くないです。頻度は3か月や6か月に1回でも問題ありません
投資の世界で神様といわれるバフェットさん(総資産20兆円超え)も言っています
「市場はせっかちな人から忍耐強い人へとお金を移す装置だ」と
しっかりとマイルールを決めて、皆さんも私と一緒に耐え忍びましょう
少額で投資をはじめよう
勉強のために小さく投資をはじめよう
失敗:いきなり持っていた殆どのお金を投資した
→絶対に損出来ないという思考で、色々試してみて経験する余裕がなかった
①まずは体を慣らそう
投資はスポーツとよく似ていて、座学だけでは身につきません。実際に体を動かさなければ上達しません。サッカーならボールを蹴り、柔道なら乱取りをする(無理やり私が好きな柔道に例えました)投資も同じで少額でも実際に市場に参加することで知識が実体験と合わさりスキルになります
最初から勝とうとする必要はないのでリラックスして、まずは試合に出るつもりで小さく小さく始めましょう。スポーツで試合勘が養われるように、投資でも「相場勘」が育ちます。
結局、自分のお金が掛かっていないと真剣にはなれないと私は思います。
たとえ少額でも資産額が変動すれば「なんでこうなった?」と疑問を持つようになり、同じことがあれば「前こうだったから、今回はこうしよう!」と体が動くようになるはずです
②慣れてきたら一度、立ち止まろう
投資に慣れてきたら、一旦手を止めて振り返ってみてください。投資をする中で何となく見聞きするけれど、実はよく分からない単語や仕組みがあったはずです。「まあ、こういうもんか」と流してしまっていることこそ、理解を深めるチャンスです。
それらをリストアップして、自分で調べたり、思い切ってSNSで信頼できそうな発信者に聞いてみても良いかもしれません。基礎をしっかり押さえることで、次のステップでの投資判断がより正確になり、自信を持って取引できるようになります。焦らず、確実に知識を積み重ねましょう
そのために私もこのブログで投資初心者の方が一緒に学べる記事を書いていきます
まとめ
ということで、この記事では私が投資をはじめる前に知りたかった「投資の基礎知識」、決めておくべきだった「投資目的」「投資のマイルール」について、まとめてみましたが参考になったでしょうか。
この記事を読み終えて、投資をする自分の未来予想図がボンヤリとでも見えていれば嬉しいです!
最後にお伝えしておきたいのは「投資は焦らず、じっくり学びながら続けるもの」ということです。私のように無知のまま飛び込んで大損しないように、基本に忠実に冷静な判断を心がけてください
投資は一発逆転のギャンブルではありません。将来の資産形成に大きく貢献する手段です。コツコツ積み上げていけば、少しずつ市場の流れが読めるようになり、投資が「怖いもの」ではなく「味方」になっていくはずです。
この記事をここまで読んでくれたあなたなら大丈夫です!
引き続きぽっぷ係長と投資を楽しみながら学んでいきましょう!