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「日経平均株価」ってなに?初心者でもわかる仕組みと影響

日常で見逃している「分からない」を徹底解剖!今回は「日経平均株価」について解説するよ!
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嫁ぽっぷ
嫁ぽっぷ

最近、テレビで日経平均がーって大騒ぎだけど
日経平均株価について教えて!

ぽっぷ係長
ぽっぷ係長

OK!任せろ!

こんにちは!ぽっぷ係長です。今日は投資の世界でよく耳にする「日経平均株価」について、カンタンに分かりやすく解説していきます。

「日経平均って、ニュースでよく聞くけど、正直よくわからない…」 「株価が上がった下がったって言うけど、私の生活に関係あるの?」

そんな疑問をお持ちの皆さん!安心してください。今日の記事を読めば、明日から経済ニュースがグッと身近に感じられるようになりますよ!

日経平均株価って何者?

日経平均株価とは、東京証券取引所の一部上場企業のうち、選ばれた225社の株価を平均して算出した指標です。「日経225(にっけいにーにーごー)」とも呼ばれています。

東京証券取引所ってなに?
株の売り買いをする場所で、”一部上場企業”はその中でも特に大きくて信頼されてる会社のことだよ。

なぜ「日経」かというと、日本経済新聞社が算出・公表しているからなんです。私が電車通勤だった10年前はまだギリ朝の通勤電車で新聞を読んでる人いましたが現在はどうでしょうか?
昔はドラマでもお父さん役の人が朝食食べながら、あの少し大きめの新聞を読んでいるシーンありましたよね。かくいう私は楽天証券アプリ「日経テレコン21」派です。

日経平均株価を構成する225社のイメージ図。トヨタ、ソニー、ソフトバンクなど有名企業のロゴと、それらが集まって「日経平均」を形成する様子を示したイラスト

日経平均株価は、日本の株式市場全体の動きを一目で把握できる”体温計”のような存在です。毎日のニュースで「日経平均、400円高」とか「日経平均、300円安」とか言っているのを聞いたことがあると思います。

日経平均の計算方法は?

「平均って言うけど、どうやって計算してるの?」と気になる方もいるでしょう。

実は単純な平均ではなく、少し複雑な計算をしています。225社の株価を単純に足して225で割るわけではないんです。

日経平均株価は「修正平均株価」という方法で計算されています。株式分割などで株価が変わっても、指数としての連続性を保つために「除数」という数字で調整しています。

・・・と言われても、「はぁ?何言ってるの?」って感じですよね笑

簡単に言うと、株価が安い会社も高い会社も、日本の経済を表す指標として公平に扱えるように工夫された計算方法だと思ってください。

日経平均株価の計算方法を簡略化して図解したもの。225社の株価を足して除数で割る計算式と、それが日本経済の健康状態を示す体温計になるイメージ

日経平均株価が上がるとどうなる?

日経平均株価が上がるということは、多くの日本企業の株価が上昇していることを意味します。これは基本的に良いことと考えられています。

まず、株を持っている人にとっては、資産価値が増えるのでハッピーですよね。「塩漬け株」(長期間値上がりしない株の俗称)を持っている人も、「やっと塩抜きできるか!?」と期待が高まります。

企業側から見ると、株価が上がることで資金調達がしやすくなり、投資や事業拡大につながりやすくなります。その結果、雇用が増えたり、給料が上がったりする可能性も高まります。

さらに、株価が上がると「景気が良くなっている」という雰囲気が広がり、消費マインドも活性化します。みんなが「景気良さそう!」と思えば、お財布の紐も緩みがち。飲み会の予算も少し上がるかもしれませんね。

私たちの年金資産の多くも株式で運用されているので、株価が上がれば将来もらえる年金も増える可能性があります。「まだ先の話だよ〜」と思うかもしれませんが、実は私たちにも関係あるんです。

日経平均株価が下がるとどうなる?

逆に、日経平均株価が下がると、様々なマイナスの影響が出てきます。

まず株を持っている人は、資産価値が減少します。特に大きく下落すると「含み損」を抱えることになり、「どうしよう、売るべき?待つべき?」と悩みが深まります。

企業にとっても株価下落は痛手です。資金調達が難しくなり、投資や事業拡大を控えめにせざるを得なくなります。その結果、雇用が減ったり、賞与や給料にも影響が出る可能性があります。

さらに株価下落は「景気が悪くなっている」という不安感を生み出します。消費マインドが冷え込み、「無駄遣いは控えよう」という心理が働きます。飲み会が「一次会で終了」なんてことも増えるかも笑

日経平均と個別株の関係

「日経平均が上がっても、持っている株が上がるとは限らないよね?」とお思いの方、鋭い観察眼をお持ちです!

日経平均が上がると、多くの株も連れ高(つれだか)になる傾向がありますが、必ずしも全ての株が上がるわけではありません。業績が悪い企業や、何か問題を抱えている企業の株価は、日経平均が上がっても下がることがあります。

逆に、日経平均が下がっても、業績好調な企業や将来性が評価されている企業の株価は上がることもあります。

つまり、日経平均は「森全体」の状況を表していますが、個別株は「その森の中の特定の木」だと考えるとわかりやすいかもしれません。森全体が元気でも、枯れている木はあるし、森全体が不調でも、元気に育っている木はあるのです

日経平均株価のチェック方法

「日経平均株価を見たくなったけど、どうやって確認するの?」

最も簡単なのは、スマホの株価アプリを使う方法です。無料の株価アプリがたくさんありますし、天気予報を見るような感覚で、日経平均もチェックできます。

また、Yahooファイナンスなどのウェブサイトでも簡単に確認できます。グラフで見れば、長期的な動きも一目瞭然!

スマホの株価アプリで日経平均株価をチェックしている様子を示したスクリーンショット

初心者が日経平均を活用する方法

「日経平均のことはわかったけど、私にどう関係あるの?」という疑問にお答えします。

実は日経平均は、株式投資をしていない人にとっても、経済の「天気予報」として役立ちます。

就職活動や転職を考えている時:日経平均が上昇傾向なら、企業も採用に積極的かも • 住宅ローンを組む時:日経平均の動向で、将来の金利上昇リスクを考える材料に • 高額な買い物をする時:景気の先行きを考える一つの指標に

そして投資をしている人や始めようとしている人にとっては、日経平均に連動するETF(上場投資信託)という商品があります。これは日経平均と同じ値動きをする金融商品で、「日本株全体に分散投資したい」という方におすすめです。

特に、毎月決まった金額を投資する「積立投資」と組み合わせれば、コツコツと資産形成ができますよ。詳しくは証券会社のサイトをチェックしてみてください。

まとめ:日経平均株価を味方につけよう

今回は日経平均株価について解説しました。日経平均は単なる数字ではなく、日本経済の健康状態を示す大切な指標です。

上がれば「景気がよくなりそう!」、下がれば「ちょっと様子見かな?」という風に、生活の中での判断材料に使えます。もちろん、株式投資をする上でも重要な指標です。

毎朝のニュースで「日経平均、○○円高(または安)」という言葉を聞いたら、「ふむふむ、今日の日本経済の体温はこうなのか」と思いながら聞いてみてください。きっと経済ニュースがもっと身近に感じられるはずです!

今度は日経平均と他の株価指数(TOPIXやNYダウなど)の違いについても解説していきますので、お楽しみに!

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ぽっぷ係長
ぽっぷ係長
副業マニア × サラリーマン投資家
「私はこんな人」
大阪在住の30代
ビルメン会社で日々、奮闘中

2024年に総資産2000万円に到達!
同時に息子が誕生したことで、更なる資産形成に向けて2025年から情報発信を開始。

「このブログで伝えたいこと」
高卒・ビルメンの私がどうやって資産を作れたのか。さらに新たなチャレンジである「副業」の実情を赤裸々に公開しています

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